高橋信次先生・園頭広周先生が説かれました正法・神理を正しくお伝えいたします








高橋信次 先生

【 欠点を見る 】


人を見て 利己主義な奴だなあ-と思ったり ねたむ心がおきたり 腹立たしく思いムカムカしたり
これは間違いだとして激しく非難したり このように相手を裁く心がおきたときは
確実に自分の中にあるものが現われているのである
これを知らず 毎日やっていると 作用・反作用の法則通り 原因・結果の法則通り
あとになってその報いが必ず返ってくるのである
自分の考えや行いが正しいとして とらわれている間は 自分自身の未熟の現われである
相手を非難している間は 実は自分自身を非難しているあわれな姿である
相手の欠点を見て 全く非難する心がなく あわれみの心 いつくしみの心が現われたときは
自分にその欠点がなく たとえあったとしても 自らの努力により心を修正した姿である
相手の欠点を指摘し 小さな過ちを見逃す習慣になってしまうと
やがて大きく発展し 取り返しのつかない事態に陥ってしまう
自分の思うようにいかなくて腹がたったとき 肺の中の空気は少なくなっている
大自然は一杯与えてくれているのに拒否している 血液が酸欠をおこし体調がくずれる
非難する心がおきたときは 自分自身の欠点であると自覚して修正して行く
相手の欠点を見て あわれみの心 いつくしみの心がおきたときは
自分自身の欠点が修正されたと自覚する 同じ欠点を見ても対処の仕方で 百八十度の違いがある
どんな出来事に出会っても 非難する心がなく 愛の心 いつくしみの心で接して行きたいものである
この住んでいる地球上の環境は 愛に満ち満ちているのであるから・・・


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【 神理の言魂 】

☆・・・心の中に苦悩の種をまくな
   むさぼりの種 怒りの種 そしりの種 ねたみの種 そねみの種 増長慢の種 憎しみの種
   足ることを忘れた欲望の種 情欲に囚われた不安の種 嫉妬と独占の種

☆・・・まいた種を刈り取るには その根を抜きとる以外にはない
   抜き取るには 法をよりどころとして 実践するしかない      GLA-誌 1975.11月号


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☆・・・見たり 聞いたり 語ったりしていると 知らぬ間に心が外に向いてしまう
   心が外に向けば 心は揺れ動き 心の中に王国を築くことはできない
   法は 人々の善意なる心と 大宇宙にしか存在しないのだ
   人を見るな 人を語るな 噂に耳をかしてはならぬ
   大いなる天を尺度に 天を友として 法を依りどころに歩め

☆・・・心の安らぎ それは他人ではなく 汝自身にある
   周囲にあるさまざまな事象は すべて心の糧であり 材料であることを忘れてはならぬ
                                   GLA-誌 1975.12月号

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☆・・・人は一人になったとき いちばん正直になるものだ
   一人のとき 誤魔化す相手がいないので 否応なしに正直になれるからである

☆・・・反省は一人でするものだ 正直になった自分を見つめ
   自分を正すには 一人をおいてほかにはない

☆・・・反省は神との対話であり 自分の良心の声をきく またとないチャンスである
   反省は自分自身の前進に役立てるためであり 周囲を明るくするためにするのである
   ことさらに 人に見せたり 自己満足の具に使うものではない

☆・・・反省は実践にかかっている 心の安らぎは 実践によってのみ促され調和される
   実践のない反省は 反省とはいえないものだ            GLA-誌 1975.10月号


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2017.03.11~12 第66回 自主研修会 分科会参考資料【心の三毒-愚痴、怒り、足ることを知らぬ欲望】

( 愚痴-今さら言ってもしかたがないことを言って嘆くこと。/ 怒り-おこること、腹を立てること。/
  欲望-欲しいと思う心、不足を感じてこれを満たそうとする心。)


  - 完 -




2017.05.13 (土曜日)UP